Top Page » 日本の主要国際大会
日本で開催されるテニスの国際大会で、最もトーナメントカテゴリーが高い大会は、男子は「楽天ジャパン・オープン・テニス選手権(楽天ジャパンオープン)」、女子は「東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメント(東レPPOテニス)」です。楽天ジャパンオープンの大会ランクはATPワールドツアー・500シリーズになり、優勝者には500ポイントが与えられます。これはグランドスラム、マスターズ・1000に続く高さです。東レPPOテニスの大会ランクはプレミアになり、優勝者には470ポイントが与えられます。グランドスラム、プレミア・マンダトリー、プレミア・5に続く高いカテゴリーの大会です。両大会とも世界ランク上位の選手が出場します。錦織圭選手や大坂なおみ選手の活躍で日本国内での大会の注目度は非常に高いです。
しかし近年では、楽天ジャパンオープンの開催週に中国で「チャイナ・オープン」が開催され、強豪選手がそちらに出場する傾向があります。また、東レPPOテニスは2014年のWTAツアーの日程から外され、それまで同大会が開催していた週に中国で「武漢オープン」が開催されることになりました。一時は大会の存続も危ぶまれましたが、「南カリフォルニア・オープン」の権利を借り受けて大会規模を縮小する形で大会は存続することになります。
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